2011年5月17日 のDEKO-GANG

あくまで天使・3

11-05-17 小説, 日記

(陸)「ああ…俺は…罪を犯して、なお生きている…」

(ミルク)「…泣かないでください」

(陸)「あ、貴女は…」

(ミルク)「悩んではいけません。貴方は無罪です」

(陸)「ああ…女神様!本当です!?」

(ミルク)「そうです…人とは生きているだけで罪深い存在なのです。他を食らい、技術を手にして、摂理に逆らい生きている…」

(陸)「…人が罪深い生き物なら…俺は、俺はどうしたらいいのですか…」

(ミルク)「絶望してはなりません。…生きていること自体が罪になるのなら……」

(陸)「なら…?」

(ミルク)「いっそ、大罪を犯してしまった方がお得ですぅうう!!!ちっちゃ罪ではもったいないですよぉ♪」

(陸)「あほかぁぁぁぁあぁっぁあぁ!!!!俺のシリアス路線を返せっっっっっぇ!!!!」

ガツンッ!!!
(陸)「ぐは…」

(ミルク)「もう!行数の制限があるのに、いつまでも聞き分けないからですよ!ちょっと実力行使しちゃいますからねぇ!…えぇっと…手っ取り早く術をかけて話を進めましょう♪」

(タケル)「おにいちゃに酷いことしないでください(涙)」

(まなぶ兄)「ただいまぁ…おやぁ?お客さんですか?珍しいですね」

(タケル)「あ、まなぶお兄ちゃん!!!おかえりなさーい♪」

(まなぶ兄)「今日は早上がり出来てね。久しぶりに僕が夕食を作ろうかな」

(タケル)「やったぁ~まなぶお兄ちゃんの料理も大好きだから嬉しいなぁ!」

(ミルク)「きゃぁ!素敵なお兄さま♪メガネでスーツイケてますぅうう♪」

ふらり…

(まなぶ兄)「あれ?陸、おはよう。今まで寝ていたのかい?」
(タケル)「お兄ちゃん、大丈夫?」

(陸?)「…おい…タケル、まなぶ兄…こっちに来い…」

ガシっ

(まなぶ兄)「…そっちは寝室だよ?陸、どうした?」

(タケル)「お兄ちゃん?どきどき…」

スッ

(ミルク)『…あ、ふすまが閉められましたぁ。なんか…不穏な空気が?』(放置ですけど)

…………

(ミルク実況中)「あああああ!つ、ついに!覚醒してしまった立山 陸はっ再び弟と帰宅したばかりのお兄さまに無理矢理りりりりりり!!!きゃぁぁぁぁぁ!!!そこはっっ…ゲフンゲフン(興奮)」

(ミルク実況中)「しかし、弟の突然の思春期の反抗が到来したと錯覚した心優しい、もとい、天然ボケのお兄さまは必死に更正させようとして(そんな馬鹿な!陸は21!)逆に陸に、調教されっゲフンゲフン…」

(ミルク実況中)「全くもって状況を理解していないお兄さまとは逆に、二度目の----ゲフンゲフン
…無抵抗な弟を担ぎ上げ----っおおおおおお!!!弟は嫌がっていないのかぁ!?為されるがまま…ああああそんなことを…ゲフンゲフン!!!というか、タケル君は、一般人に戻れるのかぁぁぁ!!!末恐ろしいィイイイ!!!(絶叫)」

(ミルク実況中)「きゃぁぁぁぁそんな凄すぎます!なんて激しい---ゲフンゲフッ!!!」

(ミルク実況中)「そーしーてー
やっと今朝、三日目にして二人は悪夢の調教から解放されたのです!興奮のあまり、実況中かなり咳き込みお聞き苦しい点はご容赦下さい…では、以上で現場からの中継を終わりに…」

ゴン!!!(鉄拳)
(陸)「もういい(怒)」

(ミルク)「きゃぁぁぁぁ!!!痛いですぅううう!!!3日も一生懸命実況していたのにぃいい!!!ひどいですぅうう~泣いちゃいますぅうう」

(陸)「…おーまーえー(怒)まだ居たのか!ってことは…やっぱり夢じゃねーんだな…夢なら良いのに…」

(陸)「なぁ、昨日、俺、どうした?…お前に殴られてから記憶が無くてよ…寝むっちまったのか?なんか、腰が怠いって言うか、重いっつーか…変だよな」

(ミルク)「あ、あれから既に3日経ってますぅ♪」

(陸)「え!!?」

(ミルク)「覚えていないんですか?何も?」

(陸)「ああ」

(ミルク)「全くもって全然?」

(陸)「おうよ」

(ミルク)「あら~もったいない。では、そちらのふすまの中をご覧下さい。真実は一つです」

(陸)「ん?寝室?なんで…」

ガラッ

(陸)「失礼しまーす」

……………

………………

…………………

(陸)「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

(ミルク)「きゅぅううん…私、犬耳なんで、そんな声出さないでくださいぃぃぃ(涙)」

そして…

(ミルク)「なぁーんで記憶全部消しちゃうんですかぁ?もったいないですぅ~きっちりサッパリお二人を調教できたじゃないです…」

ゴッ!!!(ゲンコツ)

(陸)「アホかぁぁぁ!!!して、どうする!!!」

(ミルク)「痛いですぅ~暴力反対ですぅ~(涙)」

(陸)「てめぇのは、暴力よりたちが悪いんだよ!!!だいたい、何だ、ふすまの向こうの「あなたの知らない世界」は!!!俺を見てなんで二人が『ご主人様』って言うんだよ!!!俺は俺は…何をしてしまったんだ……」

(ミルク)「あ、お兄さまは“あなたの知らない快楽の世界”を知り、癖になってしまったようで、弟さんは、もっと虐めて欲しいと完全にMに目覚めてしまったようです」

(陸)「いちいち解説するなぁぁぁぁ!!!!……あああああ……俺は…もう…何もかも失った…失っちまった…(涙)」

(ミルク)「でもぉ、その代わりに、テクニックだけレベルアップしたじゃないですか~♪えへ♪」

(陸)「嬉かねえんだよ!!!!!!(怒怒怒の叫び)」

(陸)「……ああ…愛もクソもねーよ…家族まで失って…そう、そして誰も居なくなった…(号泣)」

(ミルク)「え~私が居るじゃないですかぁ~泣かないでくださいよぉ~」

(陸)「そうだよ!!!お前は、俺と一生一緒に居て責任取れよ!!!」

(ミルク)「!」

(陸)「ずっと離れるんな!いいな!!!」

(ミルク)“どきどきどき…”

(陸)「返事は!」

(ミルク)「はぁい!!!ずーっと陸さまとご一緒しますぅう!にゃははは♪」

(陸)「あぁ!?(怒)何ではしゃいんでんだよ!!!行くぞ!安息の地を求めて!!!」

(ミルク)「はぁ~い♪」

あくまで天使・3 END